ご相談~施工の流れ

ご新築・建て替え工事の場合

1.そろそろ自分の家がほしいなあ、と決まったら。

家を建てる時の、タイミングや理由は、人様々です。自分の年齢や仕事の安定さ、そしてご家族の成長もありますし、または、終の棲家として、新天地への旅立ちもあることでしょう。

家はあわてて建ててはなりません。建築地・予算配分・借り入れのバランス・周辺環境や法規制との絡み・ご家族の描く想い・名義割合など、一度整理しましょう。そして、本業の力が必要になったら、その時に私たち建築会社や金融機関に相談しても遅くはないと思います。

2.家づくりのスタートは。

弊社の家づくりの基本は、まずはじっくりとした聞き取りから始まります。建て主様ご家族とご面識をとらせていただき、その想い・情報を聞き取ります。理想の間取り・建て方規模・ご予算・こだわり・趣向など、お聞きできる範囲にて教えてください。ここであわててはよくありません。中には、急いだがために失敗してしまった。なんてこともあります。

ローンのこと・家族間の想いの共有・完成後の暮らしの想定・近隣や利便性のこと・駐車スペース(車・バイク・自転車・来客用スペース)等ひとつひとつ整理してとらえることが大切です。

3.資金計画に一番大切なこと。

建築に際しては、誰もが無限の夢と理想を思い描きます。インターネット・雑誌・展示場を見れば、さらにときめき胸踊ります。しかし、そこで一番大切なことは、むりはしないこと。『いくらだったら返せていけるか。』をまずは押さえましょう。

借りられる範囲で目一杯借りよう。では心配です。まずは安全な予算組み、それに伴う自己資金と借入金・または住宅資金贈与や財形積立金など、建築工事にかけられる範囲をしぼります。

これ以外にも、登記費用・引っ越し費用・登録税などがかかりますので、例えば、全て出せられる(調達可能な額のマックス)が、2.000万円だとしたら、住宅建築工事。消費税込みで、ゆとりをみて、1.800万円から1.900万円程度に考えてください。細かな出費・買い揃えたいもの・雑費など、意外とあれこれとあるものです。

さぁいよいよ建築計画です。

予算がだいたい目安がつきました。自分たち家族が、建てたあとも
安心して暮らせてゆける目途がたちました。いよいよ建築の本題です。まずはだいたいおおまかなとらえ方をしてみましょう。ご家族の人数(今と将来的なこと)・それぞれの想い・必要な(ほしい)部屋数・家の雰囲気(外観・内装)・建て方構造・設備仕様など、こんなふうにしたいな。をひとつひとつ書きあげてみてください。

またチラシの裏でもかまいません。こんな感じの間取りがいいな。程度でかまいませんので、なんとなくイメージされている形を書いてみましょう。話すだけだと消えてしまいますが、書いていくとだんだん夢が具体化してきます。そしてもし気に入った写真・建物などがあればそれを切り取ったり、撮影しておくのもひとつの方法です。

5.もし、弊社にお声かけしていただける場合には。

弊社の家づくりステップをご案内します。
1・先にも書きましたように、まずは聞き取りから始まります。ご家族の想いを聞き取ります。最大限の計画内容を教えてください。ささいなことでも構いません。2・建築地の敷地調査をさせていただきます。敷地の状況を全体的に確認します。

3・法規制チェックを行います。建築地にあてはまる用途地域・建ぺい率容積率をはじめ、該当項目を確認します。4・いただいた情報をもとにファーストプランニングをします。と同時に、概算見積書・お聞きした資金計画における資金計画書・推奨仕様書をお作りします。

5・ご提出。そろったものを一度お届けにあがります。
6・ご家族でご検討いただき、セカンドプラン(手直し)へステップしていただけるか、ゆっくりご検討ください。

7・基本計画プランは、3.4回程度は、納得いかれるまでお造りいたします。そして、弊社のプラン・予算組みなどが合い、住まいづくりのパートナーとして進めていかれるようでしたら、お伝えください。もし残念ながら、お互いに合わないと感じられたら、お断りするという選択肢でもかまいません。最終プランにて再度概算見積書を提出します。

6.事前地盤調査。

建て替えの場合には、現場の状況によっては、できない場合もありますが、原則事前に地盤調査をさせていただきます。地盤改良工事の必要性の仮判定を出します。(※更地の状態にて再度地盤調査を実施し、判定を出します。)

7.基本設計から実施設計(本設計図面へ移行)~仕様確認~本見積書のご提出。

実施設計に移る際、設計契約を交わします。本図面と本見積書・仕様確認をして、工事請負契約書を取り交わします。図面ができたあと住宅模型をお造りして、立体的にご確認となります。

8.着工前したく。

ご近隣へのあいさつ回り・仮住まい先へのお引越しのお手伝い・解体工事準備・諸関係先へ手続き・確認申請提出~確認申請許可おりた確認。

9.着工。

建て替えの場合には、解体工事に入ります。事前に境界杭・お隣りとの境・越境しているものなどの確認・近隣の現況写真の撮影をします。約1週間~10日間(建物の大きさ・解体内容・搬出経路にもよります。)
地鎮祭をとりおこないます。(※実施するかどうかや、やり方はいくつかあります。)お清め・井戸の有無・境界の再確認。地縄を打ち建物の配置の確認を地鎮祭の前にします。地盤改良工事をする場合、墨出しをします。基礎工事にかかります。配筋検査があります。第3者住宅検査機関JIOが入ります。

基礎工事を終えると、準備をして、建て前(上棟)です。工事中には構造検査を受けます。(金物・筋交いの検査)・防水状況の検査を受けます。高気密高断熱工法の場合には、気密測定検査を受けます。

10.竣工・お引渡し。

ハウスクリーニングをして、完了検査を受け・各種設備の試運転をし、異常の有無の確認をします。そして各担当者とともに、お引渡しです。

11.アフターフォローアップ

随時巡回・定期訪問・定期メンテナンス・各種設備・機器の保守管理。

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増改築・リフォーム・改修・耐震・介護・修理・エクステリアの場合

1.家の修理やリフォームなどを思い描いたら。

今の住まいのここをこう変えたいなぁ。ここを直したいな。と決まったら、まずは少しづつ具体的に、どこをどのようにリフレッシュやリフォームしたいか、紙に書いたり、イメージを書いてみたり、雑誌などで検討してみるのも、ひとつの手と思います。

2.だいたいいくら位までかけられそうか、予算を検討します。

もちろん、見積りをとらなければわからない。という場合も多くありますので、先に建築会社が行く場合も多々あります。希望する工事内容と見積書を照合させて、説明をきちんと聞き、確認して、なるべく追い金が
発生しないようにしましょう。ただし、リフォーム工事は、現場がスタートしてから判明してくる事態もあります。(例えば、腐り・シロアリ・材木が入っていないなど、不測の事態に出くわすこともままあるので、見積りとは別に若干のゆとりを見ておくのも方策のひしつと言えます。)

3.実際にご自身の目で確認されてください。

設備機器の取替えが入る場合には、なるべくショールームにて現物の確認・色決め・素材選定・寸法確認をすることをおすすめします。メーカー様の商品をお使いになる場合(※特注家具工事などは別です。)は、カタログだけに頼りすぎず、実物にてとらえてください。

4.ご用件をよくお聞きしお見積りの立案。

見積書は、工事日・材料費・各種設備機器・搬入費など、工事ごとにいろいろと項目があります。各種工事ごとに漏れや間違いがないか、ご確認ください。

5.補助金のご利用の注意点。

補助金を使う場合には、事前の申請審査があります。現況写真の提出・書類の作成~提出と、煩雑になる場合もありますので、間違いがないようにしてください。

6.工事の請負ご契約。

工事図面仕様書・見積書・補助金申請リスト・工程表など、一通り再度チェックして、間違いもなく、工事発注をお決めになったら、工事請負契約書を取り交わします。

7.着工。

近隣回り・荷物の移動や撤収・養生を施し、発注品納期を確認いざ着工です。

8.工事中のご確認。

工事中は、なるべく要所要所は確認をして、工事中の不測の事態に備えたほうが望ましいと思います。

9.竣工・お引越し。

おそうじをして、取扱い説明を受け、お引渡しです。

10.アフターフォローアップ

アフターフォロー。随時巡回。定期訪問。メンテナンス。